にきびやにきび痕で
お悩みではありませんか?
- きちんとにきびを治したつもりなのに、にきび痕がいつまでも残っている
- にきびを無理やり潰してしまった
- にきび痕をきれいさっぱりなくしたい
- にきび痕が赤く色素沈着している
- クレーターのようなにきび痕で肌がボコボコしている
- しこりやケロイドになっている
など
にきびやにきび痕でお悩みでしたら、兵庫県川西市のことぶき皮ふ科クリニックへお気軽にご相談ください。
にきびの種類
白にきび
白にきびは、小さくプツッと盛り上がった形状の初期段階のにきびのことです。毛穴に皮脂が溜まることで白っぽく見えます。初期段階のため治療は比較的容易ですが、刺激を避けるために決して潰したり触ったりしないことが大切です。
黒にきび
黒にきびは、白にきびの皮脂が酸化して黒く変色したものですが、この段階ではまだ炎症はしていません。黒っぽく見えるため見た目を気にする方が多く、誤ったケアにより悪化する可能性もあります。
赤にきび
黒にきびが進行していくことで細菌感染が起こると、炎症を伴う赤にきびとなります。
赤にきびは痛みやかゆみが特徴ですが、気になるからといって潰してしまうと、にきび痕として残りやすいので注意が必要です。
黄にきび
赤にきびがさらに進行した、にきびの最終段階です。毛穴が化膿して黄色い膿が溜まるので黄にきびと呼ばれています。
肌の奥深くまで炎症が進んでいるため、にきびを潰すと皮膚組織に大きなダメージを与えることになります。クレーター状のにきび痕となる危険があるため、潰さないようにしましょう。
にきび痕の種類
にきび痕の赤み
にきびが落ち着いても数ヶ月間は、炎症が痕として残ることがあります。にきびによって皮膚がダメージを受けると皮膚が薄くなります。薄くなった皮膚からは血管の色が透けてみえ、長期間赤っぽい見た目となる場合があります。
にきび痕の色素沈着
にきび痕がメラニン色素の影響により茶色っぽく色素沈着してしまう場合があります。
赤いにきび痕をそのまま放置していると、紫外線や皮脂の影響により茶色いシミのような跡が残りやすくなります。
にきび痕の凹み
赤〜黄にきびの段階でにきびを無理やり潰してしまうと、傷が肌の真皮層を突き破り、クレーターとして残ることがあります。真皮層が修復できる箇所とできない箇所がランダムに生まれることで、ボコボコした見た目となり、この状態では綺麗に元通りになることは非常に難しいでしょう。
爪や不衛生な道具を用いてにきびを潰す行為などが原因となりやすいです。
しこり
化膿が皮膚の深いところまで進行すると、皮膚の再生が上手くいかず、しこりとして残ることがあります。にきびによる炎症が修復される段階で、壊れてしまった真皮層の細胞を作りすぎてしまうことが原因とされています。通常、痛みやかゆみなどの症状は起こりません。
ケロイド
にきびによる傷を治す段階で、皮膚が盛り上がってしまう状態をケロイドと呼びます。ケロイドは体質によってできやすい方と、できにくい方がいます。盛り上がった皮膚をつまむと痛みを感じることもあります。
にきびの原因
にきびは毛穴に皮脂が詰まることで、原因菌であるアクネ菌が増殖して炎症を起こす皮膚疾患です。にきびができる原因は様々な要因が絡み合っています。
主に皮膚のターンオーバーの乱れ、皮脂の過剰分泌、毛穴のアクネ菌(原因菌)が増殖している場合ににきびができやすいと考えられています。
こうしてできたにきびを治すため、私たちの体は炎症を止める白血球を増やします。この白血球を運ぶために血流を増やすことが赤みの原因です。さらに白血球がにきび菌を退治する時には、皮膚表面の細胞も傷つき、傷ついた皮膚を治すためにコラーゲンを生成します。
こうして傷ができて、治してというサイクルを繰り返すことで、皮膚が盛り上がりにきび痕へと繋がっていきます。
にきび痕は自力で治せる?
にきび痕を残さない、にきび痕を目立たなくさせるためにできるケアをご紹介します。
紫外線対策
にきび痕がシミとして残る際には紫外線によるメラニン色素沈着が関わっています。外に出る際はもちろん、室内でも日当たりの良い場所で活動する際は日焼け止めやサングラス、帽子、UVカット衣料などで対策をしていきましょう。
スキンケアと保湿
洗顔後は化粧水と乳液を使用して保湿を意識しましょう。
美白効果のある化粧水を使うこともシミ予防に有用です。
ピーリング
ターンオーバーの乱れによりにきびやにきび痕はできやすくなります。
皮膚正面の古い角質を落としてあげるピーリングを行い、適度に肌のターンオーバーを促進させてみましょう。
ただし、ピーリングは肌に刺激を与えるため、指定された頻度は守ってください。
睡眠時間を確保する
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、肌を綺麗に保つ役割も担っています。睡眠不足が続くことで肌トラブルが増え、にきび痕は治りにくくなるかもしれません。
規則正しい毎日を送り、肌を健康に保ちましょう。
バランスの良い食生活
健康的な食生活を続けることは肌にもとても良い影響を与えます。特にビタミンやミネラルなどを豊富に含む野菜や果物を摂取することが大切です。
脂っこい食事、お菓子、過剰な炭水化物などは控え、バランスの良い食生活を実践しましょう。
摩擦・刺激を避ける
力を入れて洗顔を行う、にきびを潰す、手でかく、ゴワゴワのタオルで顔を拭くなど、皮膚に刺激を与える行為はできるだけ避けてみましょう。
肌へ摩擦や刺激を与えることで、防衛反応として皮膚が厚くなり皮脂をたくさん分泌し、余計ににきびを悪化させる可能性さえあります。
にきび・にきび痕の施術方法
IPL(光治療)
IPLとは特殊な光を肌に当てることで、メラニン色素や毛細血管が原因とされるにきび・にきび痕、しみ、そばかす、くすみなどといった肌トラブルをケアすることができる施術方法です。
施術による負担が少ないことが特徴で、多くの方に人気の施術です。
ケミカルピーリング
(サリチル酸ピーリング)
ケミカルピーリングは、顔全体に酸性薬剤を塗り、肌のターンオーバーを促進する施術方法です。これにより古い角質が取り除かれ、くすみ、にきび、毛穴の開きや黒ずみが改善されます。
ダーマペン4
ダーマペンは、超極細針を使用して肌に微細な穴を開け、肌の自然な回復力を活用する施術方法です。コラーゲンやエラスチンなどの肌を構成する成分が生成され、肌のハリやシミ、くすみなどが改善される効果が期待されます。
ヴェルベットスキン
ヴェルベットスキンは、ダーマペン4とマッサージピールを組み合わせた施術です。ダーマペン4で微細な穴を作り、マッサージピールで有効成分を肌深くまで浸透させます。これにより、単独施術よりも効果的に肌を改善することができるとされています。
発光ダイオード(LED)
発光ダイオード(LED)は様々な波長の光を肌に照射することで、皮膚再生を中心とした様々な肌トラブルを改善させるための治療です。医療用に開発されたLEDを用いるため、副作用や肌への負担が少ないことが特徴です。